ねじろうの瀬戸内海遊記

実は1週間前から伊予灘でなぜかサワラが爆釣していて船中30～40本釣れているのは知っていたんだが、長潮だし、アジアマリンは予約が取れないし、10日の大潮にアジアマリン予約しているので今日にところはねじ丸でタイラバ、一つテンヤ、釣れなければ秘密のプランＢということで、朝早くにプランＢ用の餌（笑）を捕ってマリーナを出発したのは8時頃だったか。

奈佐美に着くとそこそこ潮は流れている。

ヒトツテンヤで開始するも全く反応がない。

たまに餌の海老の目だけ！！食われて上がってくる。

タイラバに変えて巻き巻きするもグチさえ当たってこない。

もっともこのポイントのことは全然わかってないので、食うべくして食わないのか、魚が居るのか居ないのかさっぱりわからないときている。

道糸が45度くらいになってしまって回収にかかる直前、なにやらグリングリンと竿先を叩いた・・・・と思ったら急激な締め込み！

グウィーーン　と合わしましたら・・・・・フッ

乗りませんでしたな・・・・・・

回収してみると、リーダーの先が豚の尻尾・・・・

つまりラインが解けたんですな、切れたんではなくて。


この時使っていたタイラバはヘッドはビンビン玉、スカート＆ネクタイは紅牙。

ラインを直接プラスチックみたいなより戻しみたいなものに結ぶタイプ。

フカセのときもプラスチックのヨリモドシにハリスを結ぶ時は注意しないとほどけてしまう事があったのを思い出す。

完全にミスですな。クッソォーーー。

3時間やってあたりはこの1回だけ。



見切りをつけて、ぶっ掛けうどん食ってプランＢ、母なる貯金箱へ。


2ヶ月ぶりくらいの貯金箱は折からの長雨でｃ面以外はにごりすぎ。

マリーナで活かしてあるイガイと朝どりカニカニもっていざお刺身ゲットのテクテクへ。

カニはまぁ万能として、貝類はイガイがいいのか、もうフジツボなのかわからないところだ。

夏は最高の餌であるチガイダンゴを試してみるもアタリなし。

カニに変えて落としてみると、フグのアタリ。

ないよりましなのでカニで続けていると・・・・留めアタリ！！


グワシ！！

おお！おおお！！

引きが強い！

しかも右へ左へとトルクのある引きだ。
チヌで波止を引っ張りまわされたのは一度だけ。

それはかつて年無し50センチを釣った時。


やったか？やったか？

やっと上がってきた、うん？えらい銀色やな・・・えっ、キビレ？

初めて釣ったわ、キビレチヌ。




大きさは40くらいだがその引きは同クラスのチヌの1.5倍くらいだな。


もう1枚、今度はチヌを釣って我が家分の刺身が取れたので納竿。



長さは同じ位だがキビレのほうがコンディションが良くて身が厚い。

貯金箱ありがとう。

捌いてみて驚いた。
なんとこのキビレ、卵を持ってたんですわ。
調べてみるとキビレの産卵は秋との事。
チヌの産卵期は春～初夏なので産卵期を変える事によってハイブリッドの誕生を避けているのかな？

初めてのキビレ。

チヌよりも汽水域を好むという事なのでこのところの雨で塩分濃度が下がっていたのかもしれない。

刺身にすると見た目はチヌと変らないけど、やや柔らかめ、味は甘くてやや淡白か？

姫はチヌのほうが好きとのこと。

結論：釣り味はキビレ、味はチヌ　　てぇ事で。


記録 落とし込み

潮： 長潮
場所： 貯金箱
実釣： ０～－２
時合：
釣果： チヌ　40　1枚　キビレ1枚/通算35枚
道糸：　 2
ハリス： 1.５号
エサ： カニで釣れる
　　　　イガイアタリ無し
コメント： 困った時の貯金箱
　　　　　　初めてのキビレ　パワー良し！