今シーズン初ハゲは満を持してこの時期まで待っていた。
ハッピーもこの頃がよかろうと休みを調整して、まぁMさんも勤務を調整して去年も乗った美咲丸でマリーナ出港は6時半。
実は今日は硬軟2本の竿を用意していた。
というのも・・・・・
某釣具屋が作ったハゲ竿を某遊漁船が推薦していて、それを見に行った時の事。
これにも掛け調子、乗せ調子という2種類があってこれに30号を背負わせると、乗せ調子はまさかのメバル竿レベルの柔らかさ、掛け調子にしても相当柔らかい。
ふーーむ、こんな柔らかい竿を推薦するとはなぁ。
某遊漁船の船長も腕は確かなので、変な物を推薦するわけがないしなぁ。
安いし、買ってみようかと思ったけどあまりに概念が違いすぎて、使い物にならなかったら腹が立つので止めておいた。
かといって軟調竿は興味があるので、似たような軟調の竿を手持ちの中から探す。
メバル竿が調子が似ているけどリーディングXなので330センチ。
ちょっと長いか。
しかも胴調子なのであわせが効きそうにない。
・・・で、軟調子バージョンは手持ちの鯛ラバロッドに決定。
先は柔らかくバットは強い。
硬調子はこれまでどうり、ダイワのウマズラハギ。
この船は予め、撒き餌と挿餌が配られる。(追加は無し)
本日の挿餌は(たいていそうだけど)オキアミ生、30号ドンブリカゴで撒き餌しながら釣るスタイル。
開始。
硬調竿からか始めるがあたりは渋い。
なおかつ、エサも取られないパターンもある。
DASH島で昨日は釣れたらしいが今日は駄目。
TOKIOも来ていないが、だいちと一緒に見ている水路が見える。(笑)
続いて清水邦明のありがとう島(だった?)の前も駄目。
船中貧果のまま、午後になり何箇所か回った時。
全くあたりがわからないままエサを取られている事があった。
ここまで1匹の貧果。
軟調竿を試す時が来たな。
実はもう一つ試したいことがあった。
広島の遊漁船のウマヅラハゲ釣はこの船のようにドンブリカゴでオキアミをまいて釣るスタイルなんだけど、これって本当に釣果に結びついてるんだろうか、という事。
船長はハゲの魚群の上に船を止める。
みんないっせいに撒き餌をする。
数匹は釣れるだろうが、流れている潮にのって撒き餌も流され、結果魚もバラけてしまうのではなかろうか。
群れの上に船をつけるんだから、撒き餌無しで餌だけで釣るほうが群れを散らさなくて喰い続けるんじゃなかろうか。
この船に神戸からわざわざ乗りに来る人がいて、そのグループは撒き餌は撒かず、3.3mの竿に錘だけつけて海エビで爆釣するらしい。
たとえばアジ釣だと、さぼって撒き餌しないと、「ヒトの撒き餌で釣るんじゃない」と船頭に怒られるらしいが、どうやらそんなこともこの船ではなさそうなので、鯛ラバロッドに30号錘、餌はスーパーで買って冷凍していた海エビをつけてやってみた。
結果・・・・・爆釣!!
それまではアタリがあってもイカパンチみたいにはじかれていたのに、クッと竿先が入るとグーーっとそのまま竿先が入って行く。
バットは強い鯛ラバロッドなのでそのままスナップで合わせると掛かっている。
なにやら新しい竿を買ってきたハッピーや、いろんな竿を持ってきたMさんは沈黙している中、あっという間につ抜け(10以上になる事、9までは最後に「つ」が付いてるからね)、順調に掛けていく。
「ワエ、この竿全然アタリがわからんわぁ、これどーしょーかぁ、返品してぇわぁ」とハッピーが泣いているので、10枚超えした事だし竿を貸してやる。
最初は鬼合わせをして掛け損ねていたが、ゆっくりあわせるように言ってからは連続で5枚釣り上げた。
ハッピーが釣れんといっていた新しい竿でネジが釣って見せて苦笑。
ま、腕もありますけどね。(笑)
結果ネジ13枚。(竿あのまま使ってたら20枚ペース)
ハッピー6枚。
Mさん8枚。
うーーむ、この竿なら今まであきらめていたアタリも取れますぞ。
何度やった釣でも新しい発見がある。
だから 釣は おもしろい。
さぁ久々の肝あえ肝あえ♪
殆んどのハゲにいい肝が入っており、胸焼けするくらい。(笑)
煮つけとユッケ。
記録
船:美咲丸
潮:中潮
釣り座:右艫
実釣:+2~-1
時合:+6
釣果:ウマヅラ13枚
仕掛け: がまかつハゲ仕掛け ハリス4号針8号
餌:オキアミ生、ボイル、海エビもって行ったが海エビが良かった。
コメント:軟調竿でウロコ目
やっぱり海エビがいいのか?
撒き餌なし、錘のみで新境地
*ハッピーからLINE
長靴、港に忘れたって。(笑)
ネジなんか忘れ物したことないぜぇ。(爆)
次の日、発見して回収、なんて重い靴だ!!