トレキャン#4はTML(トレーラーメーリングリスト)中四国オフ会会場蒜山ベアバレースキー場へ。
途中、故障車渋滞で20分ほど遅れるものの3時間余りで蒜山SAに到着。
ものすごい人の中、端っこにスペースを見つけて駐車し、名物ホルモンカレーと蒜山ラーメンをいただく。
ねじ特製カレーも牛スジベースなのでどれどれと食べて見たんだが、一般向けでスパイスが少なかったな。
蒜山ICを下りて15分くらいで会場に到着。
オフシーズンのスキー場の駐車場だから広い広い!
参加40組のトレーラー、ヘッド車、自走式キャンピングカーが見た目ぐちゃぐちゃに固まっている。
おお、これはすごい光景だ。
こりゃ、一体どこに停めりゃえーんじゃろか・・・・と思っているとわらわらと人が集まってきた。
多分、赤いCX5を見て、ねじだとわかってくれているらしい。
そのなかでひときわ愛想のいい前掛け掛けたおじさんが、「あはは、わかってんねんなぁ、みたことないけど、わかってんねんなぁ、わははははは」
「・・・・・・・・・・・・、こんにちは、・・・・・・・・・」
前掛けよく見ると“じじや”と書いてある。
あーーじじさんだ。
わかりませんでしたよ、だって顔知らないんだもん。
聞けば、ブログを見てくれているらしく、我が家のことは何でもご存知。(笑)
トレーラーの下の地面が傾いているのでレベラーを貸してくださる。
これまで四隅の足でいい加減に水平を取っていたんだが、レベラーを使った方が良いとのこと。
そんなこんなを話していると、突然ナニワのおばあちゃんが登場、「なんや、なんや、ちょっと座らして」
ばあちゃん昼間からいい塩梅にお酔いになってらっしゃる。
「誰?これ・・・・あーそー・・・・歳なんぼ?・・・・あててみぃてか?・・・・・よーーっしゃ、当てたろやないか、あてたらな、ここの支払い全部もてや?・・・・・ふーーーん・・・・・・・・・・・・・じーちゃんがな、かなんねん、北海道にな、一ヶ月行きよんねん・・・洗濯どうするかって?・・・・コイン
パーキングでやるねん、コインパーキングはな、誰が洗濯してるかわからんやろ、汚いねん・・・・・ほんでな、帰りたい言うたらな、飛行場で放り出しよんねん、かなんでぇ・・・・・・・・ほんでいつ結婚したん?・・・ははぁ、うちの○○がな・・・・○○おまえ歳なんぼや・・・・」
わかった、じじさんのおかあさんだ!!
ちょっと誰かビール頂戴、ペースに乗れんわ。(笑)
ほんまもんの大阪人、テレビ以外では始めてかもしれん。
テンポが実にいい。
ちょっとからかうと、絶妙のタイミングで「やかーっしゃい!」が入ってくる。
それが聞きたくて、何度もからかう。(笑)
実に楽しい。
それにしても、このじじ母夫婦のキャンピングカーがすごい。
名前はわからないんだが、ベンツのバスみたいなキャンピングカーで、これなら何ヶ月でも放浪できそうだ。
よく定年になった夫婦がキャンピングカーで旅行してらっしゃるのは見聞きするが、80歳(?)くらいのご夫婦でこのどでかい車を転がすのはホントに素晴らしい。
数人の方と、プライベートな名刺交換をして簡単にサイトを作った頃に、おもちゃみたいな(笑)軽ワンボックス登場!
おお、ハッピーではないか!
大地にはサプライズにしていたので、ワンコみたいに飛びついていった。
大地は、こないだのキャンプで知り合ったかわもとさんちのコータロー君は居るし、ハッピーは居るしでもう有頂天、ハイパーギヤで走り回っている。
よき事、よき事。
特に行事もないらしいので、近くの蒜山国民休暇村にお風呂に入りに行く。
村だといって馬鹿にしてはいけない。
九州は阿蘇を思わせる緑の平原が一面に広がっている。
そこに遊園地、ホテル、牧場がつらなり、ここはわざわざ来ても十分に楽しめる場所だ。
展望風呂がまた良くて、この風景を3Fの高さから一望できる。
今度はトレ置いて泊まりに来ようかしらん。
ハッピーはいつものように、隣で体洗ってる知らない人をねじと思ってずっと話しかけるというボケをかまして、笑わせてくれる。
風呂上りはかわもと家とともに付近を散策。
綺麗な木の実、なんだか栗みたいな実を子供達は冬篭り前のリスみたいに集めている。
調べたところによると、もくれんの実、とちの実らしい。
さて、いよいよキャンプのハイライト、BBQ大会。
申し込んだ人分、16キロの焼肉が並ぶ。
屋台もでるよ。
焼き鳥、生ビール、ホットドッグ、肉まん、こどもビール、から揚げ、カクテル、たこ焼き・・・・・・
これなら何にも用意していかなくても良かったな。
ワイン2本、生ビール、ウィスキーに盛り上がる会話・・・・・トレに帰ったのは何時だったか。
このキャンプでわがトレーラー、トイレ初使用、水周り恐怖症のぴぃも、暗くて遠いボットン便所はさすがにいやだと見えて、お使いになったらしい。
ま、ダンプはネジの役目というお約束だけどね。(笑)
翌朝、体がだるいし眠い、お久の感覚、、こりゃ二日酔いだ。
はるばる九州からやってきた距離感のない(これは褒め言葉です)人達が9時に帰っていった。
こちらは昼過ぎに帰るつもりだったので、なんとなくおにぎりやらホットサンドを食べて蒜山高原へ遊びに行く。
しかし、暑い。ソフトクリームもはじめから溶けている。
なんとかホルンを吹いていたり、高原のムード満点。
二日酔いでない日にまた来たいものだ。
さて帰ろう。
いろいろ聞くと結構みんな下道を通るらしい。
往路、蒜山ICまで乗って6050円、高!と思ったので帰りは庄原まで下道、それから高速と思っていたら、相当な時間がかかるとナビがおっしゃる。
ならば近道して新見インタから乗ろうと入力し直して走り始めると・・・・・・嵌りましたな、ナビの罠!
妙に山の中に案内するし、1キロ先、大型車通行不可という看板発見。
「大丈夫かね?」とぴぃすけに聞くと、
「大丈夫なんじゃない?」とこともなげにおっしゃる。
この能天気に何度だまされたことか、だまされたことか、二回言いました。
何とか離合可能だった道が、なんとあぜ道程度の細――い道に。
しかも「全面通行止め」の看板!
しかし、よーーく見るとその上に小さく「只今解除中」の文字。
「どっちやねん!!」とじじ母ふうに突っ込みいれる。
解除中といわれても、車1台でも躊躇するような道だ。
すぐそばの農家で方向転換を華麗に決めて、おばちゃんに聞いたところによると、何台かトレーラーが入って行ったらしい。
ひょっとして、九州グループのあのでかいトレーラーがここを??
庄原を経由して大きく遠回りして帰り着いたのは18時頃。
大変だったけど、楽しかった。
広島ではほとんど見ることのないトレーラーやどでかいキャンピングカーをたくさん見たし、キャンピングカーで軽カーを引っ張るという想像もしなかった変態ぶり(褒め言葉です(笑))も見たし、この世界の面白さにちょっと嵌りそうなねじでした。
幹事のTomkenさんはじめ屋台村の皆さん、ご苦労様でした、そしてありがとうございました。
大じじ、大ばば様、いつまでもお元気でぶちかましてくださいませ。(笑)
今度はどこでお会いできますかね?